その2・後半・ツインのリメイクにチャレンジ

2010年のお正月に母から見せられた、レトロな、ぶらうんツィンですが、なんとなく引っ込みがつかなくなり、手直しにチャレンジしました。ベストとカーデでは4センチ以上とあまりにも袖回りの寸法が違いすぎていて、夢中で完成をめざして編んでいた青春の一こまが脳裏によぎるような・・・。

ベストの襟とカーデの袖口をほどいて、その分をカーデの袖回りを増やす分にして、新しく編むところは、ちょっとだけラメの入った引きそろえとか、ちょいはでミーバー(元気な女性のお年寄りで、やや扱いに困るくらいの人を意味する私の造語)風と考えたまではよかったが・・・ほどいた糸はやっぱり蒸気で伸ばすのかね?と早くもつまづき、ちょっと動揺。しぶしぶやかんの口で始めたはよかったのですが、1玉にも満たないのに恐ろしく時間がかかりそうでこんなことにはとてもつきあえなーい!とネット検索すると、やや!!!電子レンジ方式を紹介している人を見つけて、後光が指して見えた瞬間でした。これを応用してやってみたのは、厚紙・長方形に糸を巻きつけながら霧をふき、全体にかなりしっとり湿り気を与え、ビニル袋に入れてレンジで1-1分30秒。関東地方はからから天気続きなので、2時間も干したら、ふっくらと倍の太さになり、毛足もよみがえる驚きの瞬間・・・なんて良い時代に生きているんでしょう。

毛糸はそろったのはいいけれど、そで下の直しなどということを書いてある本がない・・・取りあえず小瀬千枝さんの本をぱらぱらみていると、正三角形や頂点が下にある増し目が書いてあったので、脇下をほどいて▽に編み増していく感じで、何となく編んでいった。ところが、なかなか三角形に収まらず、扇形みたいになってしまいました。ま、いいか。おまけのニットアクセサリーをつけて母に返却。「片方はうまくいっているのにね」という感想をもらいましたが、私とし
ては両方うまくいってなかったので、とほほ、片側だけでも認められたか~という感じ。







いまさらだけど冷静になって考えてみると底辺4、高さ5の直角三角形を2枚編んではぎとじで仕上げたほうがよかったかもね。(20100320)


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