あみだおれ体験

昨年、暮れに立ち寄ったオカダヤさんでたまたま開催されていた「あみだおれ」の熱気がうらやましく、みぞれまじりの溝口ノクティと、冬晴の町田の2回に参加しました。3月のハマナカ東京支店も4月の町田もコロナの影響で中止となり残念でなりません。

ニットカフェに参加したのは、10年以上前かもしれません。下北沢の編みぐるみグループのカフェでは、写メが流行り始めたころで、インスタはまだありませんでした。メモ代わりにすぐに携帯で撮影している姿が印象的でした。


毛糸の会社は問わず、持ち込み可能の無料あみだおれ企画はハマナカさんの主催で、これは本当にありがたいと参加者の人が、口をそろえて賞賛の嵐。ニット人口のすそ野を男女ともに広げていかない限り、少子化でいずれは縮小する市場規模の問題に対抗できないと考えられたのかもしれません。たいてい母から教わった、祖母が編んでくれてという人が多いのですが、母のもっていたかぎ針編みの本から独学で習得した私には、伝える子供がおりません。世界の編物事情に直結できるネット環境を維持しながら、専ら認知症予防になっていくことでしょう。

いずれの会場も腕じまんのひとばかりで、本には書いてないティップスの交換が楽しく、教わることのほうが多くて本当にありがたい時間でした。
そして、人が編み物で集いあう平和な時間がいまほどほしいときはありません。

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