レトロなニットの話・その1

はてなのグループ閉鎖に伴い、とりあえずこちらに大急ぎで引っ越します。
私とニットの自分史的、レトロなニットの話。

小学校5,6年生のころ、母の周りにあった手芸の本を元にしてかぎ針を持っていたらしく、小学校の卒業文集には編物の先生と国文学者になりたいなどと書いていたようです。その取り合わせがよくわからない・・・高校でお弁当を入れる袋をブルーの濃淡のパプコーンで編んでけっこう保温力があったことは記憶できているけれどそのあとの経路がうろ覚えで・・・いま手元にあるかぎ針のピンクのハマナカモヘアで編んだドルマンスリーブのプルとお正月に実家に帰ったら母が突然タンスの奥から取り出してきたツインニット、これらがかぎ針の最も大きな作品です。いずれも20歳前後のことと記憶。いつも母が言うのには、ピンクのを編んでいたときに泣きながら編んでいた・・・編み目のミスを正そうとモヘアなのに懸命に編みなおそうとしていたのでしょう。趣味なのにストレスを溜めている変な女の子・・・でしたね。


今、しみじみ見ると驚くほどまじめで丁寧な長編みの編地で別人みたい・・・でもサイズがもはや合わないため、悲しいことに自分では着ること不可。青春の思い出の1ページとして眺めるだけの1着。
(20100126)

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