レトロなニットの話・その2前半

お正月に実家に行ったとき、母がごそごそと奥から持ち出してきたのは、編んだことすらうすら覚えのぶらうんボーダーのツインニット・・・ウールの中細で確か右下から斜めに編んでいったようだけれど、リソースをどこから持ってきたかも全く思い出せず、それにツインニットなんてもはや編む気力がどこにもない・・・ともかく

はっきりしているのは、ぶらうんで思いっきりGMジーミィーってこと。いくら当時40歳後半だからといって、こんなの娘からプレゼントされちゃってかわいそうなお母さん。もしかして自分用に編み始めたものの、GMだったので急遽親孝行用に転用しちゃったのかも・・・困った娘。

80歳を超えて着てもGM。腕回りに余裕がないといっているけど、腕回りだけやせてもらうのはいまさら難しい。だから、それをなんとか自信ないけど修正して、ついでにファンシーヤーンの編み足しとかビーズの刺繍とかで、お出かけ用にリメイクしてみましょうか。アイデア募集中で~す。このモデルの女性が、京橋のフィルムセンターに古いふるーい日本映画を見に行くときのイメージで。(20100128)


2019年1月に永眠。享年89歳。
断捨離のなかでこのツインも消えてしまっていた。

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