リメイクによるハンド・ウォーマー





岩切恵実さんの本のなかにセーターからのリメイク品として、すてきなハンド・ウォーマーが出ていた。20年以上は着たと思うミルク・ティー色のセーターの穴がひどくなり、またシミもめだってきたので、泣く泣くリメイクにすることにした。目をつけたのは、幅のある袖口である。ハンド・ウォーマーにしようと狙いを定めて、糸を買いにあこがれの恵比寿のイェーガーに行った。

お店のなかに、ビーズを編みこんだモヘアのマフラーがあり、思わずかわいい・・・と目的を忘れそうになった。普通のビーズにモヘアが入るとは・・・店員の人に聞いてみると、細い縫い針を使って先にビーズを通しておくのだという。セーターの切れ端を示して相談すると、黒のキッドモヘアが特売品で出ているのを勧めてくれた。これと、ビーズをランダムに編み込んだらどうなるか?わくわくしながら試してみた1作は、あっという間に2段で仕上がった。



モヘアなので緩めに編んだが、そのためビーズの重みでだんだんとビーズの揺れが大きくなってきている。糸が切れるのがこわいので手の動きが無意識のうちにエレガントに・・・なっていればよいけれど。
中指と薬指の間を留めていないので、切符をちょっとはさむことができる。なくす割合が減っているように思える。

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